タカラヅカメモ

全組観劇のライトファンによる宝塚感想置き場。

朝夏DSとかぽっぷあっぷTimeとかカフェブレとか/CSめも

朝夏まなとディナーショー

4分くらいしかないダイジェスト映像だというのにイチイチ「行っときゃよかった」って後悔が押し寄せるので、驚くほど気力を消耗した。ちょっとでも行こうかな/行きたいなって思ったら迷わず行かなきゃダメですねホント(同じこと、コンサートの時にも言ってた気がする)(学習してないな……)

彩花まりに「もはやあなたなしでは生きていけない…!」ってやった後思い切り笑ってる朝夏まなとと、「俺だけを見ろよ」「お前だけを見るよ」ってウインクバチコン☆した後に完全に笑っちゃってる朝夏まなとと、恋する眼差しで朝夏まなとを見上げる桜木みなと(と、それを見ながら笑いを堪えてる朝夏まなと)が好きで仕方がない。

「俺こそが掟」って聞いた瞬間、「!!コードヒーロー!!」って閃いたあたり、自分で思っている以上にあの作品がトラウマだった模様(でも望海風斗のブリドリネクストとか見てると、演ってた人たち自身は案外あの公演が好きなんじゃないか、って気はしなくもない)。あと今更なんだけど、彩花まりが落ち着きのある美人でなおかつ歌がうまいということを知った。あまりにも遅すぎた。

------

ぽっぷあっぷTime

スカステとか雑誌を見る限りでは、真風涼帆の愛称(公式)って多分「ゆりか」だと思うんですけど、大劇場周辺でごはんを食べているときに耳に飛び込んでくるタカラヅカトークにおいては、概ね100%の確率で「真風」呼びされてるんですよね。何でなんだろう。真風さんが「ゆりか」っていうよりも「マカゼ」って感じだから……? とかって脈絡のないことを考えたのは、組長が「ショーの見所」として、「まぁくんとゆりかちゃんのリフト」を挙げていたからです。朝夏まなとのことを「まぁくん」と呼ぶ人も随分少なくなってしまったなあ、などと感慨に耽りかけたところにブチ込まれた「ゆりかちゃん」の威力といったら、凄まじいの一言だった(しかもそこで映るのは、プロレス技を彷彿とさせる例のリフト)(宝塚を知らない人が「まぁくんとゆりかちゃんのリフト」と聞いて想像するのは絶対にこういうのじゃないと思う)。

------

カフェブレイク

最初から最後まで朝夏まなとが光輝かんばかりに美しいし、フェルナンは素敵なクズだけどお髭がかっこいいし、公演映像がどれもいい感じに振り切れた悪役ぶりなので、終始楽しくて仕方がなかった(でも「俺はダンテス、許さない♪」って歌だけはどうかと思う)。「奥様は昨晩旦那様がひどくお殴りになられたせいで……」っていうくだり、ホント最低だし、最低過ぎて狂おしいほど好き。ここまでゲスい役で、なおかつちゃんとそれが「ゲスい役」として作られているのって素晴らしいことだと思った(宝塚ってちょいちょい人間のクズが出てくるのに、作中ではその人非人がいい人扱いされてたりしてて、「えぇ……」ってなることがよくあるじゃないですか/「バレンシアの熱い花」とか)(ああいうのが心底キライなので、ちゃんと悪人が悪人扱いされてるとそれだけで嬉しくなる)。

あと、特筆すべきハイライトとしては、前回の出演者からの質問コーナー。

七海「私のこと、どう思ってますか?」
朝夏「なんだ、その質問!かいちゃんのことどう思ってるかって……こんなところで言わせるの!?」

普通に考えて、「そんなプライベートなことをここで聞くの!?」でしかないのに、「こんなところ(テレビカメラの前)じゃなければいくらでも言ってあげるのに(いつも言ってるじゃん)」的にイケメンチャラ男感が漂うあたりがさすがだと思った(完全な邪推です)。